風の強い日。 急に冬めいた日。 「寒いな」って1枚のブランケットを2人で肩にかけて寄り添っていた。
「あったかいココアでもいれようか」って健太。 「……もーちょっと、こうしてたい」 ブランケットよりもココアよりも、健太の体温が温かで、幸せで。
「甘えんぼ」って微笑む君の肩に頬を載せた。 もうしばらくだけこうしてよう? 2人が温まって、眠くなってくるまで、さ。